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東北電力の供給予備率が3%切ったのになぜ「電力需給逼迫警報」は発令されなかったのか

先月末の新潟・福島豪雨により、東北電力では管内の水力発電所29ヵ所が被害を受け電力の供給力が大幅に低下しています。さらに、気温の上昇なども伴い、電力の供給予備率が3%を下回りました。

東北電力:供給余力2%台 猛暑影響、東電が80万キロワット融通

 東北電力は8日、電力需給が逼迫(ひっぱく)したため、東京電力から2日ぶりに電力融通を受け始めた。気温の上昇などで正午には、融通を受けたうえでの供給電力1246万キロワットに対し、需要が1212万キロワットに達し、供給予備率が2・73%と安定供給に最低限必要とされる3%を切った。

 東北電力は午前6時から30万キロワット、同10時から80万キロワット融通を受けている。午後2~3時には需要のピークを迎えるとみられ、同電力はさらに追加融通を受けるか検討している。東京電力から最大140万キロワットの融通を受ける用意がある。

 東北電力は新潟・福島豪雨のため、管内の水力発電所が停止するなどし、電力供給力が低下。4日に東京電力から30万キロワットの融通を受け始め、6日に最大の80万キロワットを受けた。7日は自社だけの電力供給でまかなった。

 8日の使用量は午前9時ごろから予想を上回るペースで推移している。気温の上昇や甲子園で宮城県の古川工業高校の試合があったことなども影響しているとみられる。東北電力は「管内(東北6県と新潟県)の気温上昇や週が明けたことによる企業活動の再開などさまざまな要因が重なったと考えられる」と話している。【平元英治】

毎日新聞 2011年8月8日 東京夕刊
  http://mainichi.jp/select/biz/news/20110808dde001020067000c.html


供給力に対する電力使用の割合が97%を超えたとき、政府は「電力需給逼迫警報」を発令しますが、今回はなぜ発令されなかったのでしょうか。

「電力需給逼迫警報」は、発令のタイミングが前日の夕方6時(第1報)と当日の朝8時半(第2報)のみで、前日か当日朝の見通しで3%を割り込む場合は政府が警報を出します。しかし、他の電力会社から電力を融通してもらい乗り越えられる場合や、一時的に3%を下回りだけの場合は対象外だそうです。

今回の場合は東京電力から2度にわたって追加融通を要請し、当初30万キロワットだった融通が110万キロワットまで拡大しました。ということで、今回は融通してもらって乗り越えられたから対象外となったのだと思われます。


来週からはお盆休みに入る企業もあり、一時的に落ち着くものと見られていますが、暑さはしばらく続きますし、東京電力でもピーク時は90%を超えています。豪雨により被害を受けた東北電力管内の水力発電所の復旧の見込みも立っていないということで、無理のない範囲でより一層の節電が必要となってきます。

 東北電力は、先月末の豪雨の影響で多くの水力発電所が停止したため、8日の供給予備率が一時3%を下回ったと発表しました。この水準に達するのは今月2度目で、東北電力管内では、ギリギリの電力供給が続いています。

 先月末、東北・北陸地方を襲った記録的な豪雨。福島県の只見では先月27日からの総雨量が680ミリに達するなど、わずか3日間で平年の月間降水量の2.4倍もの雨が降りました。

 「万が一のことを考えて、家内の言うとおり、ここに来た」(避難してきた人)
 「孫にしがみついて、ここまでやっと、たどり着いた」(避難してきた人)

 降水量の分布図で見ると、福島と新潟の県境を中心に大量の雨が降ったことが分かります。この地域には、東北電力管内に電気を供給している水力発電所が105か所存在していますが、今回の豪雨によって29か所の発電所が停止。このため、東北電力の供給力はおよそ100万キロワット低下し、8日の供給予備率は一時2.8%まで低下しました。

 「予備率が3%下回る状況となりました。大変申し訳ありませんでした」(東北電力の会見)

 停止した29か所の水力発電所のうち、8日までに復旧したのはわずか1か所。多くは、発電施設が浸水したり、ダムの貯水量が増え過ぎて危険となっているほか、木やがれきなどが多くたまって稼働できない状態になっているといいます。

 「今週中に(復旧)できるかというと、なかなか難しい」(東北電力の会見)

 管内の秋田県大館市では34.9度を記録。東北電力によりますと、気温が1度上がるたびに電力需要はおよそ35万キロワット増えるといいますが・・・

 「34度で(需要が)このくらい、35度でこのくらいとは想定していない。万一何かあれば政府に供給ひっ迫警報等、出してもらう」(東北電力の会見)

 供給予備率が3%を下回れば、政府が電力需給逼迫警報を発令する水準となりますが、発令のタイミングは前日の夕方6時と当日朝8時半の予想に基づいた2回のみ。他の電力会社からの融通で乗り切れる場合や、一時的に3%を下回った場合などは、発令の対象にはなっていません。

 東北電力は、東京電力からの電力の融通を積み増して対応していますが、それでも水力発電が復旧するまでは不安定な電力供給が続く見通しです。(08日17:31)

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